知らない間に人を傷つけていないか
自分はそのつもりはなくても、知らずうちに人を傷つけてしまっているなんてことはないか。
人を傷つけようと思って傷つけている人は少ないと思う。
そういった人も世の中にはいるかと思うが、意図的にやっている人というのは少ないはずだ。(そうであってほしいし、それが実感である。)
だが、知らずうちに人を傷つけてしまっているなんてことはないか。
どうやらこれが自分が想像している以上にあるようである。
自分自身は気づいていないことだから、
『そんなことはない。』
と思っている人の方が多いだろう。
だが、確かにあるというのが事実だ。
ではどうしたらよいのか。次のようにしてはどうか。
『この言動によって誰かを傷つけてしまっているのではないか。』
そういった視点で自分自身の言動をときどき振り返ってみるということだ。
こういったことが毎度毎度できる人間でありたい。
それによって、知らずうちに人を傷つけてしまうといったことは減らせるのではないかと思う。
だが、実際に減らせているのかどうかを確かめる方法はない。
自分自身の意識レベルで行うことであり、実証することはできないことだ。
しかし思うのである。
きっと、徳はたまっていくのではないかと。
目に見えない何かがたまっていくのではないかと。
まったく科学的ではないが、
そうやって考えて生きていた方が楽しいではないか。
もしかしたら、知らずうちに人を傷つけてしまうなんてことも減らせるし、いいことばかりではないか。
自分自身の魂を日々磨き高めていくための一つの習慣にもなり得るのではないか。
そうやって自分自身の言動を振り返ったり、言葉にする前に推敲したりすることで、今よりも周りによい影響を与えていくこともできるのではないか。
同じ時間命の炎を燃やし生きていくのであれば、そうして生きていきたい。
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