毎日トイレ掃除285|素直な心

【トイレ掃除】

毎日トイレ掃除285日継続

便器と床を磨いた。
汚れはなくなった。
今日汚れを取らなくてもいいじゃないかと思っていた。
1週間くらいでまとめてトイレ掃除をすればいいじゃないかと思っていた。
その分の時間が他に使えるんじゃないかと思っていた。
違った。
その分の時間を他に使えると考えたとしても、
長期的に見て、トイレ掃除以上に価値のある時間の使い方は見当たらないといっても過言ではない。
今はそれくらいトイレ掃除の価値を感じている。
毎日トイレ掃除。
始めてよかった。
285日前の自分へ、
『ありがとう』

素直な心

『素直な心』とは進歩の親です。
素直な心があればこそ、人間は成長、進歩していくからです。
この『素直な心』の大切さを説かれたのは、松下幸之助さんでした。
幸之助さんは、小学校さえも満足に行かれていないのに、
松下電器(現パナソニック)という大企業をつくり上げられましたが、
その原動力とは、まさに素直な心なのです。
素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力を始めるという謙虚な姿勢のことです。
とかく能力のある人ほど、人の意見を聞かず、たとえ聞いていても反発するものです。
しかし本当に伸びる人は、素直な心を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人です。
自分にとって耳の痛い言葉こそ、自分を伸ばしてくれるものだと受け止める謙虚な姿勢が必要です。

稲盛和夫『一日一言』

すぐに忘れてしまう。
それが素直な心だ。
素直な心は誰しもが持っている心だと思う。
ただ、持っていたとしても、常に素直な心を持った態度や行動ができている人は少ない。
自分もだ。
だからこそ、日々、反省し、自省し、振り返りをする時間が必要なのだと思う。
こういった時間がなければ、
心の中はくもっていく。
日々トイレの便器を磨くように、
日々、心のくもりを拭き取っていく。
素直な心、謙虚な心、なお精進していく。

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