『森信三 幻の講話』第28講「生きがいのある人生」より
「幸福」について話をするさい、
わたしくはいつも、
「幸福というものは、これを求めようとしたら
かえって得られないものであり、
逆に自分の為すべきつとめを真剣にやっていれば、
自然に与えられるもの」
ということを、よく申して来たものであります。
つまり幸福というものは、それ自身を追求すると、
かえって得にくいものであり、
かりに得られたとしても、すぐに消えてゆくものだと
思うのであります。
そこで、それでは一体どうしたら幸せが
得られるかと申しますと、
それはその人が人間として為すべき事がらと、
真剣に取り組んでいれば、
しぜんと与えられるものだと思うのであります。
では、その人が人間として為すべき事がらとは、
一体どういうことかと申しますと、それは、(一)その人が自分の天分を十分に発揮し
実現することであり、(二)今ひとつは、「人のために親切にする」という
ことであります。そしてこの二つの事に真剣に取り組んだなら、
どんな人でもいつかは、自然に幸福に恵まれて、
幸せになると思うのであります。したがってわたくしは、この二カ条を
人生の生き方の上から考えて、
もっとも大切な根本的な二カ条だと
考えるのであります。同時に、それ故にこそ、
この二つの事を守りさえすれば、
やがてその人は幸せになれると
確信するわけであります。
森信三先生の本からどれほどのことを学んできたか。
未熟者ゆえ、何度も何度も読まなければ、真理は分からない。
分かっている気になっているだけではないか。
そう思い、何度も何度も定期的に読むことにしている。
毎日トイレ掃除182日継続
お風呂上がりにトイレ掃除。
行動のルーティーン化ができている。
書籍「習慣超大全」を読むと、習慣化されたことの理由が分かる。
朝活110日継続
朝が苦手だった自分が、110日連続で早起きしている。
こんなこと10年前には決して想像できなかったことだ。
現状に満足することなく継続していく。
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