――ロンドン五輪を振り返って――
月刊誌『致知』最新号「言葉は力」より
(浦田)
私も今回の大会では随分成長させてもらえたと感じています。
練習では技術や体力を鍛えるのはもちろんですが、
最後の局面を左右するのはメンタルの部分なので、
北京大会後からメンタルトレーナーの先生に
アドバイスをしてもらうようにしてきました。
はじめに先生から、試合中にどんな気持ちでいるかと聞かれたので
「失点しちゃいけないと思っています」と言うと
「言い方を変えたらもっとよくなるよ。
〝しちゃいけない〟と否定語を使わず、
〝パーフェクトに守る〟と、できるだけプラスの言葉を使って
脳をコントロールしていくのが一つ。
もう一つは、自分でルーティンをつくり上げていくといい」
って。
試合のある日も合宿の日も、飲み会の日であろうと関係なく、
これだけは毎日絶対にやるというものを継続できれば
大きな自信に繋がるよと。
だから私はたった3分間ですが、
365日どんなことがあっても絶対に欠かさず
決めたトレーニングをやってきました。(小宮)
一日も休まずやった、ということが自信になるんですよね。(浦田)
はい。「私は継続できる女だ」と自分に暗示をかけられるようになって(笑)。
そうやってプラスの言葉と笑顔を意識的に行うことで、
最初は細ーい糸くらいの線だったんですが、
自分の中で何かが一本スーッと通ってきたという感覚がありました。それから、実は致知出版社の皆様にお礼を言いたいことがあったんです。
私は森信三先生の「笑顔に開く天の花」という言葉が好きで、
その言葉をある方が扇子に書き入れてくださり、
試合会場でもお守りのように持っていました。
すると金メダルが決まって数時間後に、
携帯メルマガ(致知一日一言)が届いて
「今日の言葉」が「笑顔に開く天の花」だったんです。(小宮)
あれはびっくりでしたね。(浦田)
天の花、開きましたぁ、ありがとうございますって(笑)。
ロンドンにいても毎日メルマガでいろんな言葉が届くんですが、
不思議とその日の心境に合ったような言葉がくるんですよね。(小宮)
これ、私たちのことを思って送ってくれてるわけじゃないよね?
なんて話しながら(笑)。(浦田)
あの時、言葉の力って凄く大きいなって改めて思いました。
それで今回金メダルを持って帰ってきて、
いろんな方にご報告などさせていただくと、
物凄く喜んでいただけるんです。
「わぁ! よく頑張ったね」とか「感動したよ」というその言葉が、
メダルを取ったこと以上に嬉しくて。
そうやって結果を一緒に喜び合えることが、
何よりも自分たちが欲しかったものなんだなと感じました。
何よりもほしかったもの。
それが「一緒に喜び合えること」だったという。
ほしかったものと聞けば、
普通、何か物体的なモノを思い浮かべるのではないか。
だが、やはりモノではなかったという。
「一緒に喜び合うこと」
この瞬間をイメージできるから、
何事にも挑戦し続けることができるのだと思う。
『笑顔に開く天の花』
なんて素敵な言葉だろう。
口ずさむだけで笑顔になる。
言葉の力って偉大だ。
どんな言葉を使うのかによって、
起こる出来事は変わるのだと、
改めて思う。
毎日トイレ掃除221日継続
あらゆる可能性を考え、
脳内でシミュレーションをしている。
オンライン授業、オンラインとリアル混在のハイブリッド授業。
どちらの場合でも対応できるスキルが必要だ。
スキルだけでもダメだ。
機器等のハード面がなければ、とうてい太刀打ちできない。
上にどんどん働きかけていく。
先を見通して考え、行動しているからこそできる。
妥協したくないのだ。
朝活149日継続
朝散歩時はすでに日差しが強かった。
いつも通り読書。
読書でインプットしたことを、
通勤中の車の中でアウトプットする。
脳内でイメージするのだ。
脳内で映像化していくのだ。
脳内で客観的に自分自身の姿を空から見ているイメージである。
少しずつだが脳内アウトプットができるようになってきた。
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